黄推しバナナ

ミートボールマシンの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

ミートボールマシン(1999年製作の映画)
3.5
①ミートボールマシン(オリジン)
     ↓
②MEAT BALL MACHINE −ミートボールマシン−
     ↓
③meat ball machine reject of death
     ↓
④蠱毒ミートボールマシン

の順番でシリーズを見るのが正しい!
①山本淳一監督の自主制作映画(①、②のタイトル勘違いが発生する為、後付でオリジン表記に)
②山本淳一&山口雄大監督のダブル監督によるメジャー映画
③西村喜廣監督の短編映画
④西村喜廣監督のメジャー映画

今作は物語への前振りがないため、見てる側は感じ取らないといけない。

自分なりに感じ取った点は、地球に20cmぐらいの宇宙人がすでにやって来て、人間を媒体(肉のモビルスーツ)にして宇宙人同士殺し合いをしている!負けた者を吸収して生き延びる!媒体となった人間は両目にプロテクターが装着されると感情失うが、装着されない間は感情を持っている!

山本淳一監督の、素人の頃の熱い思い(映画への)が感じられる!

カメラも(8 mmかな?)備品も(ダンボール?手作り!)演出も(カット割り、カメラアングル)音楽も(急に途切れたりする)どれをとってもショボさが感じられる。だが熱意は十分感じ取れる。そういうのを感じ取りたいから、この主の作品を見ちゃうんですよねー。

0から物を作る面白さを知らない人にとっては、ただただ面白くない作品になってしまうだろう!
※初めて料理を作った時の感動。図工の時間初めて粘土で物を作った時の感動。美術の時間初めて風景の絵を描いた時の感度。もの作りをする仕事に就いた時初めて作ったあの感動。

作ったものは違えど、初めて作った時の熱い思いや情熱は、誰もが持ってるはずだと思いたい。

それが無い人はこの様な作品は合わないと思う。

①鑑賞年齢20代(学生)
②心に余裕鑑賞あり
③思い出補正あり
④記憶明確
黄推しバナナ

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