このレビューはネタバレを含みます
ティンタイプ屋バスターが通信社のサリーに惚れてチャイナタウンのスクープを得るお話。キートンの全力ベーラン。
昔のカメラマンてこんなんだったんだなあ、と勉強になる思い。まだ手回しだったんですね。映像の遊びが面白く、バスターの持ち込んだコラージュみたいな映像はボツだけど印象的。
王道ともいえる展開ですが、かなり無理のあるギャグの連続。バスターは傍迷惑なだけだしサリーはフラつきまくり。サルの悪戯もかなり無理があります。ラストはかなり楽天的な収拾。
キートンのアクションも控えめで、笑いどころのために無理を詰め込んだ感のある作品でした。