じょり

野獣教師のじょりのレビュー・感想・評価

野獣教師(1996年製作の映画)
4.1
①戦場の話ばかりするハーバード大卒教師はイヤだ!…いやアリかも度 65%
② 意地でも消さない"I'm sorry"黒板100回板書に意味を見出せるのか度 23%
③ギプスした脚が痒い女性に足首から長い針金を通してケアする願望芽生え度 72%♡
2度鑑賞してもたやないか!設定の有り得なさとリアルさが絶妙でイカれた学園ファンタジーとして上手く昇華してたんじゃないですかねこれ。つまり他作品での設定を踏まえたか、笑いのツボが人と違うたるんだ元傭兵ベレンジャーや彼女であるヘツコ先生の絶妙に存在してそうなキャラが特にナイスリアルで、図書室ダイブやラストの本気バトルがソフトなファンタジーでGJ。下手に保護者なんかを描写せず学校と街だけにスポットを当てた潔さ、そして何より教育のキの字も感じられない校長の悪徳顔いいっすね〜笑
居場所が見つからないベトナム帰りの哀愁なんかを匂わせつつも軽い仕上がりでまとめたりして何もかも丁度いいサワヤカ学園モノでした◎
じょり

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