@シネマヴェーラ渋谷
なんか凄いもんを観た。そのエネルギーはなんなのか。キューバの歴史が、キューバという国が擬人化され、一人称で語られていく謎の語り口に初っぱなから面食らう。
オムニバス形式で、…
[私はキューバ、怒りの時代] 90点
カラトーゾフが絡む時点でショットの映画になることは確実だが、人物にこれでもかと近寄ったいつものショットやどうやって撮ったのか気になるほどの高低差を導入する葬列…
撮影のパワーにやられる。葬儀シーンのラストどうやって撮ったんだ?
テレンス・マリック&エマニュエル・ルベツキ、アンドレア・アーノルドのルーツ。まあ、この二組よりもカラトーゾフ(Filmarksの名前…
炎と煙が上がってるシーンが全部最高。「私(キューバ)怒ってます!」って感じで。あとスラムのウロウロシーンめっちゃ好き。どう考えてもドローンで撮っているとしか思えないカットがあるし、ドライブショットが…
>>続きを読む搾取の対象として物象化された農園を焼き払うアクション、同じく農園の場面での、パン移動による弁証法的対立が良かった
また、前前景であるオフが、キューバの視点ショットになることで、画面の前景と後景に対し…
カメラワーク、光と影に体を揺さぶられるおはなし。
バチィッ、バチィッと決まっていたカメラがグルングルンに荒れ狂う、怒りのキューバ!
一方的な搾取に搾取、もう耐え忍ばねぇよ、私はキューバ!
メ…
これは、本当に異常者
全編の半分以上傾けたり、広角多用したりなんだり、で普通はもういいよ、ってなるところ、終始全てが的確、疲れたり飽きさせることがない…
特にサトウキビ畑ラスト、広角で鳥瞰になる…
正気を疑うようなクソヤバカメラワークの連続。1964年にドローンって発明されてたっけ? ワンシーンワンカットの中でカメラが被写体にまとわりつきつつ寄り離れひたすらエモい構図が結ばれていき、そのあまり…
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