内臓マン

ファニーゲームの内臓マンのネタバレレビュー・内容・結末

ファニーゲーム(1997年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初心者二百二十五作品目!!!

【概要】
レンタルビデオで視聴。
またもや見たかったけど見てなかった作品〜〜〜。

【感想】
No.1イライラ映画認定おめでとうございます!!!
すげーこんな映画があったなんて...!
感動!と同時に腹立つ!

これは絶対に何も知らない状態で見た方が良いのでネタバレフィルター作動します!

色んなタイプのウザさが集結してる。
まず展開ですよね。
単純に性格悪ぃー(笑)
相手の動き、出方がいちいちうぜェのな。
行動も読みづらくてそこでまたうぜぇし、たまにメタ的な発言してきていらない線超えてきて(個人的には好き)うぜぇし、意味わからんこと言い出してうぜぇし...。
これ企画会議(そもそもあったか知らんが)バカ盛り上がったべ?
楽しかっただろうなー。
とにかく鑑賞者にストレスを!
その一心でぇぇぇぇえ。

ウザさのレベルが他の映画と桁違いなので、ここまで来るともはや演出とかカメラワークまでもがうざくなってきます。凄。
「おい!長回しやめろや(ꐦ°᷄д°᷅)」
「おい!何でこんな最悪のシーンなのにカメラワーク淡々としてんだよ(°ㅂ°ꐦ)」
もう何がなんなのか分からない...。
でもこういう作品内だけじゃ済まされない(?)感じくそめちゃ面白いっすね。

個人的に一番イラッときたのはラストですね。
急に終幕からのこっち見てくるし、爆音ミュージック鳴り出すし(深夜視聴)...。
OPはまだ余裕あったんでニヤニヤしてられたんですよ。
こんなにも作品を嫌いになれ!って言ってくる映画他にないよ...。

イライラしてる時って何に対しても敏感になるんで没入感は凄かったですね。
あと長回しとか落ち着いたカメラワークとかBGMないのとかも関係してるんでしょうけど、これって凄い悪循環ですよね(笑)
人間ってのはめんどくさい構造してるんやなー。

↑こんな感じで発見もいっぱいでしたね。
最も発見したカテゴリとして、なんとコミュニケーションがあげられます!
やっぱ一方的に話されるのってまじで嫌ですね!
あと相手のパーソナルスペースに入り込みすぎるのもイラつくし、そのイラついている状態でその人と一緒にいるとさらにイラつく!
なるほど!!!(笑)
改めて人との付き合い方を見直すきっかけにもなりましたね。
気ぃ使わない方がいいって思ってたけど、やっぱり気を使うことって大事だよ。
こういうことは絶対やめよう。
肝に銘じておきます。
皆!コミュニケーションの基本はここから学ぼう!

結構被害者家族にイラつくことも多かったですね。
なんでそーゆーことすんだよこっちの方がいいだろ!
みたいなw
そこでこの作品との大きな溝を感じてめっちゃもどかしくなって、でもこの2人はその溝を普通に超えてきて(ry
もう話すとキリがない。
これが人間の負のスパイラル!

お母さん役の人まじで良かったですね。
お父さん役の人はそんな実在感なかったんですがというか人によると思うんですが、お母さん役は大アリで(笑)
顔の感じも本作の雰囲気をすげー悪くさせてて素晴らしいですし、それが主人公っていうのがもうマジで満点ですね。

もう1回見たいとは思わんですなー(笑)
いつか思える日が来るんだろうか。

続編?リメイク版?も出ちゃってるよ...。
え〜〜〜〜どうしよう。
これ以上のストレスはもう嫌だから調べたいけど、絶対に調べない方が面白いから調べたくな〜〜〜い。

【終わりに】
DVDのディスクにもこいつの顔あるの面白すぎだろ。
どこまでウザさを追求したら気が済むのさミヒャエル・ハネケ。
内臓マン

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