「映画が虚無なのだ」
第17回部室上映会にて。
【理不尽 絶望】詰め合わせセット。
ここまで来たら清々しい。胸糞すぎて逆によくぞここまで振り切ってくれたとありがたく思える。
「あの時こうしていれば」がなく、そもそも遊ぶ気で来ている事がなんとも最悪。ほんで理由も結局分からず、観終わった自分を追い討ちで痛めつけてくる。
この悔しさをどこに持っていけばいいのか。
タイトルクレジット抜群に格好良い。
卵のシーンのジワジワくる気持ち悪さ。誰かに説明するほどでもないあの感じ。自分の中だけに負の感情が渦巻き続けて出せない苛立ち。まじで腹立つ。
細い方の喋り方、表情が嫌すぎる。
ほんまに気持ち悪い。
あいつら2人がなんか難しい会話しとるのがまた不気味。なんなんこの人達。
両親の演技が極まっている。
2人が肩を持って歩くシーンには画の説得力が凄すぎて鳥肌が立った。母親の顔が別人になっていく。これまじでやられてんじゃないかってほどに歪む顔。
字幕がずっと「分る」で気になった。
これはなるほど名作。
こんなに胸糞なのに何故かまた観たくなっている。なんじゃこれ。
もう誰にも卵は貸しません。
読んでくれてありがとう。
いや キモかったな..
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「お宅には1パックある
卵を借りたい それだけだ」
「卵をくれって言っただけなのに」
「アナ 許してくれ」
「まだ劇場用映画の長さに足りねえよ」
なんか知らんけどギクッてなった。
「虚構は現実と同じくらい現実だ」