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ALWAYS 三丁目の夕日のtotokim888のレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
4.0
過去視聴作品…。
当時…映画館で鑑賞…。

独特な映像の世界で…昭和の時代を彩る…。
そこに住む人々に唯一無二の個性があり…魅力的。
どの役のキャラクターも主役級に光ってる。
今の時代…誰もが似たりよったりで見分けがつかない。
これは単に…私が年老いたせいだろうか…。

人の数だけ…物語がある…。
その物語の中で…右往左往しながら生きていく…。
そこには…人の心が映り込む…顔に人生が刻まれている…。

テレビが珍しかった時代…皆が集まる…。

私の子供時代…チャンネルは『父親』の絶対的権利…。
ゆえに…水戸黄門・大岡越前・遠山の金さん…。
キックボクシングの鬼…沢村忠…。
それらを見続けた子供は…子供らしくなくなる。(笑)

狭い文化住宅…。
家族四人で布団が三枚…。
家族全員で…くっつきながら寝る…。
親と喧嘩しようが…姉と喧嘩しようが…。
夜には…くっついて寝る…。
今になって思えば…最高の自然治癒力(?)が身につく…。

家族全員で…洗面器を持って銭湯へ…。
年に数回…喫茶パーラーでクリームソーダを頼める。
このときばかりは…金持ちの子になった気分…。(笑)

松本人志作詞の『チキンライス』
子供が親の懐事情を心配する気持ち…強く共感…。

テレビに扉…黒電話に電話カバーがかかってる…。
好きな人からの電話に『うん。うん。』としか答えられない。
それを横で…父親が耳を寄せてくる…。(最悪)

冷蔵庫に鍵…。
そのくせ…家は鍵もかけずに過ごす…。
鍵をかけたとて…扉を縦に数回揺らすとガチャンと鍵があく。

『味噌貸して…。米一合貸して…。』
悪いことをしたら…よその子でも頭を叩かれる…。

先生からのビンタ…三回くらう…。
長いものさしで…手を叩かれる…。
先生のチョーク投げ…間違って当たって…泣いた小学一年生。
今では大問題…。
でも…恨んじゃいない…どれもこれも懐かしい思い出…。

昭和の時代…平和な良き時代…。
貧しかったけど…心は豊だった時代…。
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