nori007

ALWAYS 三丁目の夕日のnori007のレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
3.5
山崎貴監督の後にゴジラマイナスワンにつながる話で、昭和30年代の景色がものすごく素朴で素晴らしい。おそらく地理的に芝公園、浜松町あたりの話だと思うが今まさに自分の職場なのでより一層思い入れが強くなる。

と、いってもこの映画自体もう20年近く前の映画というのに驚く。

吉岡秀隆と堀北真希が中心に描かれる群像劇であるが当時のまだ貧しい日本で懸命に生きようとする姿がまた心を撃つ。それぞれが大変な思いをするが最後にはほろりとさせる内容でいい映画を見た気分になれる。
------------------------
2021/08/29 18:51
ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
3.5
久しぶりに見ると、なんとも懐かしいというか
当時の日本は、貧しくて何もなかったけれどもみんな支え合って生きてたな。

CGを使って昭和30年代の東京を再現。建設中の東京タワーや集団就職の上野駅。そして銀座四丁目の時計。この映画の素晴らしいところはこうした少し前のノスタルジックな雰囲気を現代の技術で再現しているところだろう。
三種の神器としてテレビ、洗濯機、冷蔵庫が憧れの製品とされ、テレビなどは町内みんなが集まって見るというね。すごい時代だ。現代の便利な世の中に感謝しなくちゃな。

物語は、吉岡くんの売れない作家と、堀北真希の工場での奮闘の二本が同時進行する形式。
吉岡くんは捨て子の子を預かることになり、今だったらとんでもない児童虐待だがまあ当時は戦後の混乱期でもあったからな。ただ服のパッチの中にお札を忍ばせるなんて絶対あるわけないからな。笑

堀北真希も口減らしのために東京に来たものの自動車会社に就職したと思ったら単なる町工場www

いちおう、いい話では落ち着くもののちょっとストーリーに無理があるかなといった感じ。ただ当時の風景を映像として見せてくれるのでこの映画の価値はあるだろう。
nori007

nori007