キグルミ

ALWAYS 三丁目の夕日のキグルミのネタバレレビュー・内容・結末

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

小学生の頃から原作の漫画が
好きでこの映画が公開された当時や
テレビ放映がされてから端々で
見かけてはいたが最後まで見た
今年1番涙を流す映画になった。

男はつらいよシリーズが好きな
自分からするとまずは吉岡秀隆の
成長した姿なのに仕草や話し方が
昔のままなのがとても嬉しく
キャラクターも立っていて
素晴らしかった。
東京タワーが経つこの時代の
戦争への向き合い方。
今や戦後 ではない人達の
想いも詰まっていて
これは忘れてはいけない
感情だよなと感じた。
全体を通した人間関係、家族関係
赤の他人だったはずの人達が
過ごしていく日々の中で
家庭とは何かを考える姿。
青森に帰郷した六子は
家族と再開して思いを分かち合えたのか
龍之介は実父の元からどうやって
茶川先生の元に戻ることが
出来たのか。
茶川先生は幸せな家庭を
築くことができるのか。
続編ではその辺りがどう展開されるのか
見るのがとても楽しみだ。

テレビや冷蔵庫が新しくなるほど
古くなっていくものの寂しさもあり
変わっていくことへの心情も
描かれていて考えさせられる
部分でもあった。
キグルミ

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