最初から最後まで、カトリーヌがとてもチャーミング！
「シェルブールの雨傘」にひっかけて、こちらの邦題は「しあわせの雨傘」となっていますが、原題「ポティッシュ」は劇中でも繰り返し言及される「飾り壺」＝「美しいだけの（夫の）お飾り」。
女性なら誰もが共感できるフェミニズム溢れる映画でした。意外と展開が読めないのもよかったです◎
優雅なマダムなのに、色んな意味で奔放だった若い頃の回想が出てくるのもクスリとできます。うら若きスザンヌも美しい。
しかし、DVDジャケットのデザインでどうも損していると思うのはわたしだけでしょうか…カトリーヌは素敵だけど、もっと作品の魅力が伝わるデザインがあると思うんだけどなぁ。実際オゾン作品でなければ、このジャケットで観たい！と思いませんでした。
