うっとりと見せてくれる構造体。
信じられんぐらい動く一人称視点。
正しすぎる顔に落ちる影。
そうなんですよね。
この映画の感想ってレイバーに絡まんのですよ。
レイバーがある世界を緻密に描いている。
日本は世界的にみて家電がすごいと言われてきたが、家電をメインに捉えた映画なんて多分ないし。
家電が日常にある世界を映画にしているわけですよ。
レイバーがあることは特別ではない。
レイバーがあることで起こる問題や、レイバーがあることで現代と異なる建築。
レイバーが中心に作られているそれらを僕らはワクワクして観るのだ。