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魔界転生のぉゅのレビュー・感想・評価

魔界転生(1981年製作の映画)
3.8
2023年 鑑賞 23-220-44
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
山田風太郎先生の同名伝奇小説を原作に、「柳生一族の陰謀」「里見八犬伝」等の深作欣二監督・脚本による、寛永時代のある夜、島原の乱で殉死したはずの天草四郎時貞(沢田研二さん)が再び命を取り戻す。彼は自分と同じように不本意な死に追いやられた人々を集め、時の将軍家綱に復讐を開始するが、魔界衆の前に柳生十兵衛(千葉真一さん)が敢然と立ちふさがるファンタジー時代劇作品。
また、2003年にはリメイク作品も製作されている。

ー 地獄の歌で蘇し者たちの復讐 ー
深作欣二監督没後20年となる’23年。魔王の力であの名作が蘇る... 、島原の乱と稲光と目が開く天草四郎時貞の首、細川ガラシャ(佳那晃子さん)と宮本武蔵(緒形拳さん)と宝蔵院胤舜(室田日出男さん)と伊賀の霧丸(真田広之さん)の4人の復活、ガラシャの回想とステンドグラスが印象的と大火、武蔵の回想と不動明王像と決闘の勝敗、宝蔵院の回想と女性ばかりを殺す夢と自害、霧丸の回想と甲賀の襲撃と四郎からの誘いと十兵衛との絆、日光と4代将軍徳川家綱(松橋登さん)に見初められた女性とき●●い(← 現在放送禁止用語の為自粛)、島原の乱で死んでいった女性の髪と「苦しめ 苦しめ」、紫色の光と幕府側の会議、お玉ことガラシャの虜となった家綱と妖刀、宝蔵院 vs 柳生但馬守宗矩(若山富三郎さん)「胤舜 儂に勝てるか」と宗矩の一撃と続いて武蔵らが登場、四郎の転生への誘いと宗矩は自分の息子十兵衛との対決を望み魔界へ堕ちる... 、十兵衛と刀鍛治村正(丹波哲郎さん)に妖刀を依頼、武蔵とおつう(神崎愛さん)の笛と村正の決意、四郎と霧丸が... 「女が気に入ったら●せ さすればお前は一人前の魔界衆となって あらゆる迷いから抜け出せるだろう わかったな?」、霧丸の苦しみと十兵衛へのある願いを... 「お前は生きろ! お前も剣に生きる道を志したはずだ 剣士ならば戦え! 」、四郎の呪詛と一揆で世の中は混乱に陥る... 、霧丸の決意と四郎 vs 霧丸「恨みは必ず俺が晴らしてやる さぁ眠れ 今度こそぐっすりと眠るがよい」、波打ち際での十兵衛 vs 武蔵と笛の音と十兵衛の空中からの一撃と胸に一撃、「但馬守の御乱心じゃあ」と家綱の嫉妬と火事が... 、大火とガラシャは将軍を連れ回し... と「十兵衛 早く参れ 紅蓮の炎が尽きぬ前に」、十兵衛 vs 宗矩と全身の梵字と白刃どりと呪文、十兵衛 vs 四郎と四郎の首が... と「私は必ず戻って来るぞ うははは... 」

さすが山田先生!さすが深作監督!と唸った作品!時代劇ファンや歴史好きのifや妄想を映画で製作しましたというのが、凄くハマりました!これぐらい豪華キャストで時代劇の復興って無理なのか?と思わされた作品の一つになった。

「エロイムエッサイム 我は求め訴えたり」

「ご覧召されよ 業火に焼かるるあの地獄絵を あれこそ我らキリシタンの怨念の火 そして徳川の最期を弔う火だ 見よ よく見ろ!」

「己だけは生かしてはおけん 己は人間の弱みに漬け込み 数々の命を弄んだ 己を斬らねば親父も霧丸たちも成仏出来ん」「ならば来い 私は江戸城のみか日本中を灰にしてやる覚悟だ お主見事にそれを阻ぐことが出来るか」「参る」
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