いつもと雰囲気違うシンプルなクレジット、視力測定かってくらい字が小さい。キューバの革命に加担したかどで追われるモリマ、一夜を共にしたが取引上いたしかたなく裏切るミチャコ。キューバのパートもっとみせてよと思いながら舞台は東京へ。キューバのときは西暦表記だったのに東京では昭和年号で何年経過したかわからないよー。東京のモリマの妻子は高峰三枝子と小百合(婦人雑誌の編集者)高峰は芦田伸介の後妻に。家父長芦田、中国史家の芦田のちょいちょい垣間見られる器の狭さ人間性の低さをもっとラストに炸裂させて欲しかった。裏切りはしたけど、モリマを愛しているミチャコが奈良の宿で小百合に抱きつくところはよかった。やっぱり渡辺美佐子はいい。