Scratchy

帰郷のScratchyのレビュー・感想・評価

帰郷(1964年製作の映画)
3.0
クレジットの小ささ…。ホントにハバナ〜?熱海じゃないの〜?夜景に港に不安になるけど、陽気なクラブの地下で密談の序章。トップレディーの新米編集者ぐいぐいの小百合かと思いきや敷かれたレールの上をただ進むだけで小百合が足りない。森雅之からの接触を知った芦田伸介のモラハラに小さくなり通しの高峰三枝子、目を閉じれば何もかも思い出せるのはあの人。おじゃがの皮剥いてね今日はカレーライスよ、からの音楽会。魔がさして密告、愛する男よりダイヤ、何もかもを見透かすようなあの瞳にいじめられたい、小百合とモリマを引き合わせる執念、一度わたしをぎゅっと抱いて、今日のあたしどうかしてる、ほんと始終どうかしてる渡辺美佐子。ここしかないアングルの法隆寺で認知し合うふたり、ハンドバッグの中身をあさって小百合を知ろうとする不躾なモリマ、ここに泊めてください小百合、奈良駅で振り向くなモリマ、とうとうやってきてしまいました美佐子。メガネの似合わないし不器用とかでもなくナチュラルに頭悪そうな高橋英樹、空港にまで現れてなぜか小百合んちのゴタゴタの要になってるけど、あとは頼んだってそんなんだっけ?甘栗買ってくる一番のテンションも機内のモリマも不穏。新聞の広告に卍と黒の切り札。
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