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吸血鬼ゴケミドロのefnのレビュー・感想・評価

吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)
3.8
 要所要所の赤色がゾクッとさせる。夕陽に模した円盤は捕虫器そのものだし、額がパカッと割れて液状の宇宙生物がヌルヌル時間をかけて侵入する場面も傷口の形状が血液の赤と生物の銀色を際立たせている。冒頭の赤く染まった空も不気味だった。黄昏とはまた違った印象なんだよね。
 風刺が入っていることもあって脚本は評価し辛いけど、画のインパクトが相当強い。美術的にエグい映画だった。映画館で観たいな。
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