コントみたいな映画。あのタランティーノ監督にも影響を与えた作品だそうな。
1968年の日本産クラシックSFオカルトホラー。
旅客機が未確認飛行物体と遭遇。岩山に不時着するも乗客の一人が謎の宇宙人ゴケミドロに体を乗っ取られていた!という話。
ストーリーからいってB級感満載。ゴケミドロというネーミングセンスも…しかし演じている役者たちはいたって真面目でフザけてない。昭和の俳優たちが若干クサイセリフで暑苦しく演技したりオーバーな演出がちょっとシュールで笑えた。
なんで旅客機のパイロットが拳銃持ってるんだ?とか吸血鬼?宇宙人?UFOやゴケミドロのヴィジュアル、やたら降って来る岩、その作り物感等ツッコどころは多数。
この時代の日本のオカルト映画としてはなかなか挑戦してる内容だと思ったのとレトロ感がたまらんかった。オチもいろんな意味で凄い。
「ワレワレハウチュウジンダ」的な台詞本当に言うんだなと思いました。