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十二人の怒れる男のYUIのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.2

殆ど密室だけのシーンだけれど、他の映画には真似できない緊迫感があり、人がこの世界で生きる上で大切なことを教えてくれる。

立憲民主主義の下で生きるためには、人々の話し合いがかかせないけれど、全員が納得することは困難。それは12人ですらこんなにも大変なのに、地方自治や国、さらには世界なんて規模になると不可能に近い気がする。

ただ、不可能に近いからといって自分には関係ないと、人に流され意見を持たないことはしてはならない。個人的な感情を排除し、話し合いを行う、その大切さを実感した。

今の時代こそ、この映画を鑑賞することで民主主義とは何か考え直す必要がある気がした。
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