蓮太郎

十二人の怒れる男の蓮太郎のレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.4
父親を殺害した罪に問われた18歳の少年の裁判で、12人の陪審員が評決に至るまで一室で議論する様子を描くサスペンス作品。
想像以上に面白かったです。
評決は全会一致であることが条件。
しかし陪審員8番だけが無罪を主張し議論することに...
事件の証拠を次々に再検証していくことで、証拠の矛盾点や不可解な部分が浮き彫りになってくるところがとても作りこまれているなと感じました。
同時にアメリカの陪審員制度のメリット、デメリットを表しているようにも見えました。
個人的にはかなりオススメで多くの人に観て欲しい作品です。
蓮太郎

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