十二人の怒れる男のグレポのレビュー・感想・評価

今で言うワンシチュエーション映画。ひとりの青年の死刑判決を巡って12人の陪審員が事件を検証する法廷ドラマ。事件を掘り返す過程で有罪無罪の判決が二転三転する展開が非常に面白く、傑作と言われているのも納得の出来。

陪審員12人のキャラ設定と脚本が秀逸で、何がキッカケで各人の判決に対する信念が揺らいでいくかが見どころ。特に3人のラスボスwwがそれぞれ異なるタイプで一筋縄ではいかない。

今思うと、最初に無実を主張した陪審員8番はかなりの策士で駆け引きも上手かったと思う。