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十二人の怒れる男のganaiのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.0
ずっと未見だった名作がアマプラで無料になっていたのでようやく鑑賞。

1957年の作品だけど格差社会、人種差別、世代の分断、家父長制、有害な男性性、善人の沈黙など現代にも通じる偏見を浮き彫りにする脚本と、会議室という限定された空間で複雑なプロットの説明を回想シーンを一切使わず全て役者の演技に委ね、クローズアップを多用することにより緊迫感を増すシドニー・ルメット監督の演出が見事。
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