パピワン

十二人の怒れる男のパピワンのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.4
「話し合いたいんです」
「話し合いましょう」
「100%絶対とは言い切れんよ、人間は機械じゃないからね」

喧々轟々、会議は踊る!
名作、「12人の怒れる男」!
なーーんか最近、心にピン!💡✨とくる映画がなくて、フィルマを離れ、過去の名作やらお気に入りの作品をひたすらリピートして見ていたんだが、ふと思い立ちこの傑作映画を視聴!
95分の短さで見れる傑作ワンシチュエーション会話劇!
さすがの有名どころなだけあって、すんばらしく面白かった!!
カタルシスを感じられる良作なわけだ!

あらすじ!!
父親を殺害した1人の少年の裁判。
その裁判の最終判決を陪審員12人の判断に委ねられる段階。

12人の男達は別部屋に移動し、有罪か無罪かを決める話をする。
犯行に使われたナイフは独特なデザインで他にありそうもない確実な物証。
さらには少年の犯行自体を目撃したという女性。
犯行の音を聞き、犯罪現場から逃げ出した少年を見たというおじいさん。
さらに、とうの少年自身の証言にもあやふやなことがあるという事件…
証拠から証言者、状況証拠までバッチリな事件。
あとは陪審員たちの意見を有罪に合わせてみんなでサヨナラバイバイ👋😘といった段階。

蒸し暑い部屋でサッサと判断を終わらせ解散をしたい男達。
そこでまとめ役を買って出た男が、みんなに決を採る。
すると有罪11、無罪1の結果に…

とんだヘソ曲がりの天の邪鬼がいたもんだ!!!と部屋の蒸し暑さも相まって、男達はイライラと怒鳴り倒す!!
しかし、無罪を主張した男は言う。
「話し合いましょう」と…

はてさて!!
蒸し暑い部屋で行われる、むさ苦しい男達の話し合い!!
どう考えても99.9%有罪であろう少年、その運命を左右する話し合いはどういった結末を迎えるのかー!!??

てなーーーお話し!!
いやーー良いねぇ!映画おもしれー!
半世紀以上前の作品なのに、それでも面白く見れるんだから大したもんよなぁ!?
12人の陪審員達もそれぞれ個性があって面白かった!
すぐ怒り😡すぐに反省する男😞
理性的でフラットに判断する男🤓
差別的な偏見の持ち主の男🤬
軽薄でヤンキースが好きでオリオールズが嫌いな男🥴
スラム育ちの男🙁
おじいさん👴
話し合いと検証をしたい男🤨

人が下す判断の結果と責任、重大さの中に個性豊かな人間ドラマがあってひじょーーーーに面白かった🤗
わたくしパピワンは、3/2に注文した「ファーストスラムダンク」のBlu-rayが3/8に届く予定だったのですが、なんと3/8当日の朝に商品が3/11に届くというメールが届き、楽しみを奪われた事により怒れる男に大変身!!😡

せっかくの休日を満喫できねー!!と怒っていたところにこの傑作を視聴して怒りを昇華することに成功!🤗ウフフ
見るもんねーなーと腐るのではなく、自ら楽しみを探すポジティブな方向に動かにゃいかんなぁ!
モノクロ映画だったが、実に楽しめた!
未見の人はぜひオススメ!
不朽の名作ってやつだ!!
追記
フィルマだとレンタルの欄にあるけどアマプラ見放題にあるよ!
更なる追記
アマゾンから更なる遅延とのメールが配送日当日に送られてきたので、結局店頭でBlu-ray購入した。
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