好きで何回も観てるのにレビューしてなかったので、改めて。
ワンシチュエーションや、法廷ものなど、個人的に好きなものが詰まっていて、何度見ても飽きない。
ヘンリー・フォンダ演じる12人目の男のように、冷静で賢い男への憧れもある。
自覚的な悪意はなくて、登場人物や証言者の無意識や背景による捻じ曲げられた解釈を解いていく感じが大袈裟すぎず、何かオシャレささえ感じてしまう。
もちろん、有罪ではないことを証明するための推測もあくまで推測で、本当に少年が犯人の可能性にも言及しているところも、痒い所に手が届く感じで良い。
個人的なフェチかもしれないけど、暑さ寒さや、湿度を感じる演出がある映画は名作だと思ってしまう節がある笑
