ゾロ

十二人の怒れる男のゾロのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
3.5
再見
アメリカ陪審員12人による
ワンシチュエーション会話劇

2024.5.21は、日本の裁判員制度15周年
このニュースを聞き観たくなりました

やはり、極上ですね!

有罪、無罪という線引きだけではない
番号で呼び合う陪審員それぞれには
日常や不満、性格、思想、人生観等が
ちゃんとあり、見え隠れします
更に、立ち位置と性格まで多種多様

この設定こそが、面白さだと思われる

移民者、差別、年配を敬う者、威勢を張る者
論理的思考をする者、すぐ意見を変える者
飽きやすい者、思慮深い者、観察眼に長けた者
直情的な思考をする者、気弱な者、
義理人情に厚い者




陪審制度の問題点はたくさんあるが
一番引っかかったのは【守秘義務】
一生、話せない秘密を持つ人生は辛い
(アメリカは判決後守秘義務なくなる)


アメリカは建国から行っている
陪審制度だけに気になりちょっと調べた
折角なので、Perplexityより下記に引用

○裁判員制度 問題点 アメリカとの違い

日本の裁判員制度とアメリカの陪審制度には以下の主な違いがあります。

## 裁判員の役割
- 日本の裁判員は事実認定と量刑判断の両方に関与する[1]
- アメリカの陪審員は事実認定のみを行い、量刑は裁判官が決める[1][3]

## 評決方式
- 日本は裁判官を含む過半数で評決[3]
- アメリカは原則として陪審員全員一致が必要[2][3]

## 裁判への関与
- 日本の裁判員は法廷で証拠調べや質問ができる[3]
- アメリカの陪審員は法廷での直接的な関与はない[3]

## 制度の問題点
- 日本の裁判員制度では、裁判員の心理的負担が大きい可能性がある[3]
- アメリカの陪審制度では、陪審員の暴走や予測不能な評決のリスクがある[3]

したがって、日本の制度は市民参加の程度が高く、アメリカの制度は市民の判断を重視する点で大きく異なっています。[1][2][3]
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