ピンフまんがん

西部の人のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

西部の人(1958年製作の映画)
3.5
西部劇では巨匠のアンソニーマンだけど、本編も中盤からなめるような、じっくりと腰を据えて鑑賞させるような奥行きのある内容でした。列車の雰囲気からして違う。いかにも、今と違って当時のむさ苦しい車内の雰囲気をつくってくる。殴り合いや銃撃戦も、派手さはないものの見応えはあるんだよね。まあ間が長くてタイミングあったのにみたいな展開を考えちゃうのはご愛敬といったところ。ゲイリー・クーパー、この時はもう晩年だったのかな。そんな雰囲気も出ていた。