ある脅迫に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「ある脅迫」に投稿された感想・評価

新潟銀行直江津支店の次長、滝田は本店への栄転が決まり順風満帆の人生を送っていた。頭取の娘である久美子を妻に持つ滝田の将来は明るく、彼の道を遮るものは何も無いと思われていた。ところが、滝田の前にヤクザ…

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orixケン

orixケンの感想・評価

4.0
主役二人の顔のどアップ多いけど演技派二人の丁々発止のやりとりは面白いし見応えあった。
役者もそうだけどテンポも構成もいいので筋はありがちなんだけどすごく面白く見られた
派手さこそ無いが蔵原惟繕監督のキリリと引き締まったサスペンス映画の佳作。金子信雄と西村晃の緊迫感ある名演で攻守逆転の妙味があり、直江津の風情が郷愁をそそる。
深緑

深緑の感想・評価

3.5

「今日は何だかサクッと脅迫モノを観ちゃいたい」といった一生に一度あるかないかの極狭なニーズにも対応した一作。

顔芸と発汗量は時代を超えた伝播力がある。

今同じ設定で作ったら恐らく途中から西村晃の…

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金子信雄の若い頃初めて見たが若い頃から卑怯な役回り。西村晃は情けない男の役。舞台が新潟で、本店に栄転と言っても東京ではなく直江津から新潟へだった。

出世間近の男が過去の不正を知るチンピラから脅迫され口止め料を要求される和製フィルムノワール。地元・新潟が舞台で少し親近感が湧きます。

口止め料のお金を自身が働く銀行を強盗することで得る際の強盗シー…

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kikki

kikkiの感想・評価

3.2
西村晃と金子信雄、2人の表情だけでもドラマチック。たったの65分間とはいえ、途切れない緊張感。そしてあっけなく終わり、人の浅はかさを表しているよう。
agira

agiraの感想・評価

3.7
アクが強すぎる西村晃と金子信雄の顔を観てるだけで楽しくてセリフなしでカッコいいカット割りの緊迫感溢れるシーンに見惚れる。しびれる65分。

解説
多岐川恭の原作を、川瀬治が脚色、「われらの時代」の蔵原惟繕が監督した推理映画。撮影は「「キャンパス110番」より 学生野郎と娘たち」の山崎善弘。

1960年製作/65分/日本
配給:日活

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hiranoma69

hiranoma69の感想・評価

4.0
余計なものを削ぎ落とした至高の65分。
西村晃の怪演が"最後まで"凄まじい。

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