なんか久しぶりにこういう邦画観たら結構喰らってしまった。
中3のときに原作を読んで、アダルトな物語に惹きこまれていく感覚が面白くもありつつどことなく怖くて、映画化されて興味はあってもずっと敬遠していたように思う。
ルイは薄っぺらいようでそうじゃなく、喜怒哀楽表出してちゃんと人間やってんなぁ。痛みを感じてるときだけ生を実感できるなんて、なんて洒落てるんだろうか。
インサートの蛇の電車がまたいい。
00年代の雰囲気懐かしい。ガラケーにゴテゴテのストラップつけてジャラジャラさせたりとか、服装もメイクも街の感じとかも全部ちゃんと残ってた。
今見るとすごくダサかったような気もするけど、多感な青春を過ごしたこの時代はやっぱり自分にとってかけがえなく。