どうやら5年前、2018年1月にも観ていたらしい。気が付かずにまた視聴した。
前回の自分は1.6と評価していて
「吉高由里子の舌足らずな話し方が最高に頭悪そうで役に合っている」ってコメントのみを残していて、好みではなかった様子。
でも今見直したところ、感想がかなり変わった。
自分は彼女のような精神構造は持ち合わせてないけれど、なるほどなぁとは思った。
シバの人となりや、腹の中に想像を巡らせる余裕ができた。
ルイやアマの幼さも、好感を持って眺めていられた（好感と言うと言葉が違うかもしれない）。
恐らくこの5年で歳をとって、前は登場人物たちと同じフィールドにまだ少し足が残っていたのだと思う。
自分とそう歳の変わらないどうしようもない他人を、恥ずかしいもの、理解できないものとして、軽蔑して下に見る感情が強かったんだろうと思う。
今や歳をとって完全にそこからは抜けたから、引いてみていられる。
久々に映画を見返すのも良いものだな。やっときちんと見れたような気がする。
また5年経ったら、くだらないなぁくらいに感想も変わるのかもしれない。
