《視聴回数》
▶︎▶︎1回
■総合評価■
32/50
【好み点】7/15
◇好み1◇------◆6/10
◇好み2◇------◆1/5
【評価点】25/35
◇企画◇------◆2/5
…
20200909/新文芸坐サスペンス大会
初鑑賞。
原作が多岐川恭の「直木賞受賞作」とクレジットに出たが、多岐川の受賞作は『落ちる』だったはずと思い、調べたら、『落ちる』は短篇集で、そのなかの一編が…
超面白い
主観で入る強盗シーンを一回想像でやったあとなぞらせるわけだけど、決行直前のカメラが抜群
西村晃の骸骨みたいな目線がこええ
インしてくる車に沿ってワイプ付けて踏ませるのも、シンプルな手だけど…
フィルムノワール!面白い。金子信雄の若い頃がミルクボーイの内海とそっくり!
銀行強盗の流れが良い。カメラが目線となりどんどん突き進んでいく。あと西村晃と酒を飲んでいる一室も良かった。
熊木が崖から落…
疾走する機関車とその汽笛で始まるこの映画は、65分という短さをあっという間に駆け抜ける。それでいて長編を観たような満足感。出世をめぐる日本版ノワール映画(ドロドロした関係は韓国映画っぽくもある)。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
銀行の庶務係を務める中池
かつて銀行の頭取の娘と交際していたが
気が弱く大人しい性分ゆえ同僚の滝田に奪われる始末。
出世街道ましっぐらの滝田とは対照的に出世とは無縁な中池は
周囲の人達にも嘲笑われ肩…
汽車内でのシークエンスが全部最高。
特にタバコ吹かすとこ、あの絶望と高揚!(ここからまた一転するのも面白い)
65分の短さで変遷していく西村晃の表情を見るだけでも大変な面白さ。
決してオーバーにな…