いやよセブン

父の初七日のいやよセブンのレビュー・感想・評価

父の初七日(2009年製作の映画)
3.0
父の突然の死に戸惑いながらも葬式を行う子供たちを中心に、滑稽で悲しく描いている。
娘の阿梅は大学を出て台北で仕事をしており、父の死に目には会えなかった。
兄の大志は父の夜店を手伝っていた。
葬儀は叔父で道士の阿義がすべて取り仕切り、泣けと言われれば泣く、という形式。
村の長老が占いで葬式は七日目と決め、その間の出来事が面白おかしく描かれる。
台湾の葬式も日本に似て、客観的にみると結構可笑しい。
そして本当の悲しみは葬式のあとにやって来る。