シャチ状球体

ゾンゲリアのシャチ状球体のレビュー・感想・評価

ゾンゲリア(1981年製作の映画)
3.7
ゾンビっぽい何かが出てくること以外は『サンゲリア』とは全く関係がない映画。

田舎町で起こる連続殺人の謎を刑事が追っていくミステリーで、死んだはずの人間が生きていたり謎の殺人集団が暗躍したり……と科学的には説明がつかないことが多発する。
といってもゾンビが人間を襲うのは話のメインではなく、『ボディ・スナッチャー』にメロドラマを混ぜたような味が濃いのか薄いのかよく分からない内容。

全ての謎が強引に明かされるラストシーンはカタルシスがあるけど、94分の内85分くらいは主人公の刑事が間違った捜査をしているだけなのでかなり冗長。
確かにジャケ写とエンディングだけでもカルト的な人気がある理由が理解できる映画なので、なるべく前情報を入れずに観るとより楽しめそう。
シャチ状球体

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