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海をみるの犬のレビュー・感想・評価

海をみる(1996年製作の映画)
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やっぱり初期のオゾンは挑発的で面白い。奥さんとバックパッカーの環境や性的事情の対比を色(赤/青)でも強調しつつ見事に悍ましいラストへと落とし込む。食べ終えた皿を執拗に舐め回したり、大便を流さない/歯ブラシで擦るという行為自体は不快極まりないんだけど、煙草片手に風呂へ浸かるタチアナのショットだけは最高。サーシャはキーラナイトレイみたいで、タチアナはビリーアイリッシュみたい。
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