オカルト博士

カーラの結婚宣言のオカルト博士のレビュー・感想・評価

カーラの結婚宣言(1999年製作の映画)
4.2
ジュリエット・ルイスが知的障害者を演じた感動作品です。ですが…役も含めて僕の注目は「ミスタ-・グッドバ-を探して」のダイアン・キ-トンでした。 今作品では知的障害の娘を持つ母親役で、一見物分かりが悪くて過保護過ぎるがゆえに娘の自由を奪ってる母親キャラですが…。
これが母親としてあたり前ではないでしょうか? 我が子を虐待してる昨今では 過保護な親の登場に救いを感じてしまいます。
僕なんかは わりと過保護に育てられた方だと思いますが、親には凄く感謝してますよ 。 逆に放任主義の親が気持ち悪いです。 僕は勉強あまりしなかったけど、「勉強しなさい!」と言う親で良かったと思っている。今の子供たちも そう言う親に誇りを持って欲しいと思う。
では、過保護な子供の自立はどうするのか? 情熱しかないでしょう。 自分は ほんとにコレがやりたいんだ! と情熱を持てば親もわかってくれるんですよ。今作品ではジュリエット・ルイスが 母親に対し「私には何も出来ないけど、人を愛する事は出来るわ!」と情熱を見せたように~。何事も情熱を持てば大丈夫だと思います。