バルタザールという一匹のロバが主役。映画は彼がある一家に飼われた所から始まりそこから事情が重なり複数の異なる飼い主を転々とする。
不良少年の居るパン屋、他の動物も飼われてるサーカス、アル中オジなど…
面白かったのだけれど、これはなんだろう。
ロバ視点の映画って事で、「ブレッソンの中でも、とっつきやすそうだ」と思って観たのだが。まず、とっつきやすくはない。w
絵としてずっと観ていられてしまうとい…
南インド旅行中にたまたま寄ったカフェのテラスで上映会やるから見ませんか的な英語で話しかけられて10minutes!て言うから軽い気持ちで見よう〜と思って何もわからず見始めたらぜんぜん10分じゃ終わら…
>>続きを読む音による細分化とクロースアップによる中心化、それらの緻密な聯関によって暴き出す事物を決して見逃さない、勁悍かつ偏執的な撮影技法。物語映画にはこういうところが必要なんじゃないかと思わせられるようなとこ…
>>続きを読む2024年2月10日
映画 #バルタザールどこへ行く (1964年)
ロバの視点から日常の中でそれほど憤りを促すこともなく起きてしまう人間の罪科を描く
ドストエフスキーの「白痴」のエピソードから…
決定的な出来事の前か後しか映ってない。一緒に車に乗るってことはセックスするってことで、ボタンを閉めるからセックスした後ってことでみたいな、間接的な表現のみ。手や足のショットも間接的でしかないし、バル…
>>続きを読むNo.1599
ロベール・ブレッソン監督初鑑賞。
監督作品を5本ぐらい準備していて、ぼちぼち観るつもりでいる。
が、最初から躓いた。
一匹のロバとひとりの少女の数奇な運命を描いた作品。
ピレ…