七沖

ゴーストバスターズの七沖のレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)
3.6
〝WHO YA GONNA CALL?〟
ゴーストバスターズ !!
…と叫ぶと、いつも朝ドラの『あまちゃん』を思い出す。

超常現象の研究が認められず大学の研究職を追われたりして後がなくなった中年4人組は、オバケ退治サービス「ゴーストバスターズ 」を始めることに。そんななか、折しも霊界から破壊神が復活しようとしていて…というストーリー。

オバケが出てくるのにぜんぜん怖くない!いいのかそれで⁉︎
話の立ち上がりはもっさりしているが、ゴーストバスターズとしての仕事が始まると、どんどん話の展開にもエンジンがかかってくる。
子供時代にテレビで観た時は、ヒロインがシガニー・ウィーバーだと認識していなかったし、ビル・マーレーがトム・ハンクスにしか見えないなんてことも考えもしなかった。
思えば、あれから色々映画を観てきたんだなぁ、と本編と関係ない部分で感慨深くなってしまった。

マシュマロマンは昭和の特撮感満載。やられる時、ちゃんと表情も変わるのが楽しい。
でもこれ、小さい子が見たら案外泣くかもな…。アオリ視点で陰影がついたマシュマロマンは妙に怖い。

すごく盛り上がる映画かと言われると、自分はあんまりハマれなかった。
ただ、主題歌は別だ。
この映画を観たら、次の日くらいまでは脳内でゴーストバスターズ コールが鳴り止まなくなる。『あまちゃん』の大吉さんよろしく、細かい歌詞は歌えなくてもついついサビでは「ゴーストバスターズ !」と叫んでしまうのだ。
七沖

七沖