TakayukiMonji

鉄路の白薔薇のTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

鉄路の白薔薇(1922年製作の映画)
4.0
フランスのサイレント巨編。
これまた壮大な叙情詩だった。素晴らしい。
冒頭の電車事故シーンは、最近見た中では宮崎駿の「僕たちはどう生きるのか」の冒頭の火事のシーンのような迫力、同じくサイレント映画の「戦艦ポチョムキン」の乳母車のシーンのように鮮烈な印象。
これぞ文学作品の空気感とちょっとだけゆっくりしたペースの第1部から、怒涛の展開が心を揺さぶる後半の第2部。濃厚な人間関係を見せる、メロドラマ。字幕の切り替えがすごく早くて読みづらかったけど、映像と音楽にしっかり魅せられた。
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