もんてすQ

デビルマンのもんてすQのレビュー・感想・評価

デビルマン(2004年製作の映画)
1.5
『日本映画史上最悪の作品』みたいな扱いで有名な、人気漫画原作のアクションホラー映画

確かにエキストラやCGに金をかけている割にはチープさが目立つ出来だし、脚本・編集・役者・音楽・衣装に至るまでめちゃめちゃ
主演の男の子たちは(役者経験が無かったにせよ)あまりにも発声量が足りてないせいで“叫ぶ”ということが全くできておらず、ただ「ア〜〜〜〜」と声を出すだけになってる
予算が莫大な割に演技指導とか付けなかったの?て感じ
というか設定や世界観がチャッチャと最初の方に語られるだけで、あとは誰が何のために何をしているのかが曖昧だったと思う
別に“主人公が人間のために立ち上がる”って感じもそこまでは...

レゲエの何か(?)に扮した仁科克基が“牛くん”と呼ばれていて「?」と思ったら“牛久”という名前だったらしいけど、ここに引っかかっている人が他にも多くて嬉しい

監督が戦犯のように扱われているけど、プロデューサーが『北京原人 who are you?』『千年の恋』みたいな珍作を作ってる人らしく、そこが原因なんだと思う
というか東映が作る映画やドラマって大体こんな感じだと思うし、これより良くない出来の映画はもっとあるだろ...と思う
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