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野獣死すべしのtakatoのレビュー・感想・評価

野獣死すべし(1959年製作の映画)
4.1
 「用心棒」の卯ノ助の同じく、人間というより爬虫類に近い目をしている仲代さんのピカレスクロマン。

 全体的に日本の作品には珍しいハードボイルド感があって良いのだが、最後の締まりがイマイチ…。なんかこの終わり方は、「悪は勝つ」エンドでは不味いということで急遽付け加えられたという話を聞いたような。現代でやるとしたらジェイクギレンホールあたりがやったらハマりそう。ただ、「ダークナイト」のジョーカーや「時計じかけのオレンジ」のアレックスのような突き抜けた格好良さには至ってないかな。
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