神話とろくでもない人間は確かにラング映画だが、これは物語に相応の気迫が足らなかった印象。
大雨や稲妻、秘宝といった要素は確かに画面を活気づけるが子役は無論、脚本すらスチュワート・グレンジャーの嫌らし…
フリッツ・ラング監督にしては珍しいシネマスコープのカラー映画。横長ワイド映像にカラーが映える。
時代は18世紀、孤児の少年と密輸団のボスとの友情を軸とした冒険物語的ドラマ。
ところどころ、人を怖がら…
自分がいまのところ観てきたフリッツ・ラング作品3作はどれも傑作だったがこれはハズレだった…。
サイレント映画である『死滅の谷』と『メトロポリス』はもちろん、トーキーの『M』も「映像で語る」、「…
冒頭に怪しげな彫像が出てきた瞬間、少年は悪魔か何かと契約した怪しい男の所に行き着いたに違いない…と、最悪なパターンを想定しながら観ていたら、ジェレミー・フォックスは単に表向きに良くしている悪党なだけ…
>>続きを読むシネマスコープを活かした海岸で待ち構えた銃がズラリと並んでいるショット、妙に力の入った教会のシークエンスぐらいで全体的にはすごい教育的なムードを漂わせてるし、井戸に降下していくのはかなり『トムソーヤ…
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