manac

幸せの行方...のmanacのレビュー・感想・評価

幸せの行方...(2010年製作の映画)
3.0
実在する不動産王ダースト家の息子ロバートの周りで起きた未解決殺人事件の映画化。

なんだけど―。映画の公開後の2015年にOAされたドキュメンタリー番組で犯人が自白し事件は解決してしまった。

本作では思いっきり犯人を特定して物語が進行していく。「そうかモネ❓」みたいな余韻は一切なく、犯人をド直球にイカれたサイコパスとして描いている。
実在する人なのにそんなことして訴えられないのかしらと心配になったくらい。

ところが、まさかの事件解決。
真相解明後に制作したらどんな映画に仕上がっていたんだろう?
もう一度同じキャスト、スタッフで脚本を一から書き直して制作してほしい。
そして2本立てで公開して欲しい。
manac

manac