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八月のクリスマスのTAMUのレビュー・感想・評価

八月のクリスマス(1998年製作の映画)
4.2
ハン,ソッキュのファンムービーと言って良いほど、ハン・ソッキュがとても良い。

そして、この温かみのある、懐かしいような愛おしいような風景がめっちゃ好き。

今まで見てなくて、本当に今更になってしまうが、ハン・ソッキュ先輩の映画の中で一番好きかも♪

本作は写真屋の男が初めて恋した女性との切なくほろ苦く温かい物語。

この写真屋てのも良くて、懐かしさの集大成とも言える古き良き写真屋さん。カメラの修理、写真の撮影にはじまり、「急いで現像してほしい」といった、そんなやりとりあったなー、の数々。

ハン・ソッキュの一言一言が温かい。
温かい笑い方。これは今のハン・ソッキュにつながるところで奥ゆかしい。
そして待ち合わせをすっぽかされたのに相手を思いやる態度。自分は病気なのに涙出ちゃうw

恋する女子、駐車監視員役のシム・ウナも可愛らしい。シム・ウナて初めて見て最近の出演作無いんだけどどうしちゃったのかな?

そうそう、全く知らんけど、昔は高卒女子の一つの就職先として、駐禁のみ取り締る仕事があって、世間からの風当たり強かったんかなー、なんて想像できて楽しい。
何やら警察に正式に所属してるようには見えないし、今見ないもんね。

あと「八月のクリスマス」といった秀逸なタイトル。ラストのクリスマスと相まって、あ〜、そういうことかな?て思いを巡らせることになる後味も素晴らしい。
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