結局カレー

名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)の結局カレーのレビュー・感想・評価

2.7
コナン劇場版15作目。
久々にキッドも黒の組織も絡まないコナンくんお出かけ編。今回は名探偵コナン冬休みSP。記憶喪失のまま眠り続けた少年の登場や都知事を乗せた電車を狙った首都高爆破、そして雪山の人命救助のタイムリミット15分にかけたタイトル。(もしかして15周年で15分?)面白要素はふんだんだけど結びつけ方がなかなか強引。にしてもコナンくんトンネル内の一瞬の人影だけで警察に爆弾・電車の緊急停止指示できんの勘の良いガキ案件すぎる。無理やて。

街が沈んだダムの元へ集った5人の同級生。轢き逃げ犯と被害者親族、プロポーズを断り結ばれなかった男女も混在するドヘビーな関係性。いや絶対荒れるから集まるなて!直前にコナンが光彦と元太に言った「言葉は刃物なんだ。一度すれ違ったら二度と会えなくなるかもしれない。」という言葉が効いてより一層悲惨にみえた。

雪崩や爆破でスケール感こそ大きいようで犯人・犯行・動機は拍子抜けというか「そこまでする?」って感じ。犯人も「◯◯と思いきや…」で二転三転するかと思ったけどまんまだった。シンプルクズ。それに結構厄介だったのは山尾さん・武藤さん区別つかない問題。
期待値に反してあんまりハマらなかったなー。