絵がとってもリアルで引き込まれる。
夫婦の最初の出会いから
年老いるまでの描き方が
コンパクトに流れていくのだけれど
ふたりの人生とその絆がそれだけで
凄く伝わってきて素敵だった。
そこで一回泣く。
冒頭で描かれていた若かりし頃の
寡黙でおとなしかった
カールじいさんのキャラが
妻エリーの死後から急変したのが
えっ⁈と思ったけれど
エリーの魂を纏ったのかな。
風船をいっぱいつけた家が
空に舞い上がるシーンが圧巻!
美しくファンタジックで大好き。
少年ラッセルの
何事にもくじけない一生懸命さと
能天気な程のポジティブ具合もいい。
冒険ブックとエリーとの約束。
ずっとエリーを思ってる。
夢ある冒険がスリリングかつ
コミカルに描かれていて
最後まで引き込まれて大好きな作品。