トノモトショウ

Jam Films (ジャム フィルムズ)のトノモトショウのレビュー・感想・評価

2.0
現代日本映画を代表する7人の監督によるオムニバス。それぞれのテーマに一貫性がなく(だからこそ "Jam" なのだが)、一本の作品としての纏まりがない。また、各監督の個性が噴出せず、15分ほどの短い時間でしっかりと作り上げられたものが非常に少ない。その中でも堤幸彦は光っている。アイデアも良いし短編の構成も上手い。岩井俊二も彼らしい映像技法があって観ていて安心できる。