唯

ある日どこかでの唯のレビュー・感想・評価

ある日どこかで(1980年製作の映画)
2.8
写真で一目惚れした女性に逢うために時空を飛び越えようとする、というところからして何だか引き気味で見てしまう。しかも、それはただの自己催眠であって実際にタイムスリップしているわけではない、、?
完全に好奇心と下心を満たすため、というのがリチャードの動機であり、マネージャーの親心的な愛とは純度が違うとも感じてしまう。
というか、クリストファーリーヴの演技が過剰で気持ち悪くて受け付けないのかも(男の思い込む力って怖い)。
ジェーンシーモアはとことん美しいのだけどなあ。
しかも、この結末はないだろ、という。彼女を心の支えにして自らの現実を生きて行くではないんかい。
ラフマニノフの「ラプソディ」のみがただただ美しい。
唯