神

ムッちゃんの詩の神のレビュー・感想・評価

ムッちゃんの詩(1985年製作の映画)
4.0
悲しい。ただただ悲しい。当たり前のことを言うけど、戦争さえなければ家族も失わず、ひとり田舎へ行くこともなく、あんなジメジメした防空壕(洞窟)で生活することもなかった。
救いは先生と従姉、睦子に祖国の娘を重ね合わせた朝鮮人の存在か(米倉斉加年も辛い役)。
磯崎亜紀子は『うちの子にかぎって…』での完璧美少女という程度の認識だったもんで、同時期にこの映画で泥食べ演技やっていたのかと今更ながら驚いている。

日専
神