ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)- 5ページ目

「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」に投稿された感想・評価

natsumik

natsumikの感想・評価

3.0
独特の空気感でけっこう好き。
太宰治のダメ男感というか退廃的な雰囲気が出てる。
大谷さ~んのやることが面白くて笑ってしまう。❌な所が面白く感じた。
こんな人捨ててしまえ❗と思うけど、時代なのかこの女の人の性格なのか…感情移入は出来ませんでした。
印象に残ったのは、椿屋のおかあさんいいひとだったことと、すれ違ったときの広末涼子の表情です。

心中未遂後、「今は責めないでくれないか。」という夫に、「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」と一蹴する妻。このセリフは松さんでなければ成立しなかったと思う。放蕩の夫に尽…

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dajian

dajianの感想・評価

3.0
「おめでとうって言うの?生き残って、それとも残念でしたって慰めればいいの?」

山場もなく淡々とストーリーが進んでいく。

色男の妻の苦悩ってのは、そんなに大したものではないのかもしれない。
タンポポと真っ赤な口紅のつよさ。全体的に仄暗く艶っぽい中で妻夫木はキュルキュル。

『ヴィヨンの妻』の再現映画というよりも、パクリ映画的なクオリティ。脚本のせいかな。小説はとても短いので、そちらを読むべき。ヴィヨンの元ネタとされるのは、15世紀の仏詩人・フランソワ・ヴィヨンだと思う…

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大正浪漫の空気感とアンティークな着物、太宰治の作品の気配を感じつつ視聴。ヴィヨンの妻の原作をベースにしつつも、作家太宰治の人生を反映しながら描いた様に思います。自己破滅型の男性が苦手では有りますが浅…

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ヴィヨンの妻、少し前に読んだ記憶はあるのに内容はまったく忘れていた。
当時の感想は「堕落した駄目人間を支える健気で凛とした妻に心打たれるが、夫の弱さや暗さ、鬱々しさが切なく痛くしく理想的で憎めず同情…

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ぱなお

ぱなおの感想・評価

3.0

あんな爽やかに「ヒモですから。」といってのける太宰治…凄まじくダメな亭主だったんだ…(*_*;でもこういう人って、とにかく優しいんだろうなって思ってしまう。だから女性がほっとかないんでしょうね。。間…

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