太宰治映画化作品のなかではかなりいい。脚本・田中陽造なのは大きそう。
広末涼子は精神不安定な女性役がハマってて、これは発見だった。広末涼子は妙に演技くさい芝居をする様子が元々あまり好きではなかった…
このレビューはネタバレを含みます
Yahoo!映画からのレビュー引っ越し
曇った日に凛と咲いている花を見ているよう
言わずと知れた太宰治の名作。
売れない作家の大谷を支え続けた妻、佐知の話。
したたかで美しい女性の映画だった。
…
主人公の佐知がたいそう魅力的な妻でとても良い
好きな男の為に万引きしたのに
「私を牢屋に入れてはいけません!たった一度の過ちなので許すべきだ、若い私の人生をめちゃくちゃにしないで」と堂々と嘆願するシ…
太宰の同名短編をベースに、それ以外の様々な作品と、太宰自身の自死も要素に組み込まれている。故に、「生きてさえいれば」という言葉が彼自身の死と重なり、なんとも言い難い虚しさや切なさを感じさせる。太宰治…
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