ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポの作品情報・感想・評価・動画配信

『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』に投稿された感想・評価

Yuri

Yuriの感想・評価

3.3

原作未読です。太宰投影作品の中でも本作の大谷は女性に愛されるダメンズ。女性の弱さや末恐ろしさを受け入れることのできる男性というのは、ダメンズでもモテるものです。でもまぁ、佐知の周りの男3人が見事にダ…

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松たか子と浅野忠信がよかった。 サチの優しさと悲しさ、ジョウジの悲しさとやるせなさ。それが伝わってきた。なんだかんだ、2人とも愛しあってる。

映画の作法について考えてしまう映画でした。最近テレビ出身の監督も多く日頃、クローズアップばっかり撮っているので、映画では、引きの映像が多く映像表現で人物像に肉薄しないケースをよく見ます。しかし、この…

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きのこ

きのこの感想・評価

3.6

儚いというかなんというか
さちさん強くてたくましい。

人間失格の映画版は駄目だったけどこれはまあまあ良かった

しかし太宰治氏は自分を卑下してたけど、裏を返して
物凄くナルシストで、自己愛の塊だ…

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「どろ沼を一つ持っているね」愛する女に言葉で辱しめる彼の冷酷な面。
太宰の魅力は女性に絶望してるとこ。
浅野忠信が見事に演じ切ってる。

また、松たか子の陽性で品のある艶が、太宰文学のヒロインのイメ…

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海松子

海松子の感想・評価

3.7
若い頃に好きで読んだ作品なのですが、今見るとあんまり…。俳優さんたちや映画全体としては良かったように思います。
NM

NMの感想・評価

-
松たか子綺麗。純朴で、ダメ女で、でも意志が強い女を魅力的に演じている。
浅野のこのぼそぼそしたダメそうな喋り方も作品にとてもフィットしている。
全く、あの青年と一緒になれば何倍幸せか。

このレビューはネタバレを含みます

作家の太宰治を投影している自伝的作品。
繊細で傷つきやすく酒と女と金にだらしないナルシストの夫(大谷)を支える妻(佐知)の愛の物語。

2010年4月18日に一度鑑賞しているが、その時の一言メモでは…

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