PG-12指定。
いつ読んでも、観ても、同じ別の苦悩を追体験してしまう太宰作品の映画化。
better halfを正に失ったピエロを生き、世に恥を晒し身をすくめて生きている己への
カウンターパ…
原作未読です。太宰投影作品の中でも本作の大谷は女性に愛されるダメンズ。女性の弱さや末恐ろしさを受け入れることのできる男性というのは、ダメンズでもモテるものです。でもまぁ、佐知の周りの男3人が見事にダ…
>>続きを読む映画の作法について考えてしまう映画でした。最近テレビ出身の監督も多く日頃、クローズアップばっかり撮っているので、映画では、引きの映像が多く映像表現で人物像に肉薄しないケースをよく見ます。しかし、この…
>>続きを読む儚いというかなんというか
さちさん強くてたくましい。
人間失格の映画版は駄目だったけどこれはまあまあ良かった
しかし太宰治氏は自分を卑下してたけど、裏を返して
物凄くナルシストで、自己愛の塊だ…
「どろ沼を一つ持っているね」愛する女に言葉で辱しめる彼の冷酷な面。
太宰の魅力は女性に絶望してるとこ。
浅野忠信が見事に演じ切ってる。
また、松たか子の陽性で品のある艶が、太宰文学のヒロインのイメ…
このレビューはネタバレを含みます
作家の太宰治を投影している自伝的作品。
繊細で傷つきやすく酒と女と金にだらしないナルシストの夫(大谷)を支える妻(佐知)の愛の物語。
2010年4月18日に一度鑑賞しているが、その時の一言メモでは…
フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送