観始めたら、アッという間に…“なーんてね。”
中学生、先生、親、いじめ…と、それらの関係、生々しさ、からの不協和音。
森口先生の中盤の、“くだらない”と、最後のシーンのコロコロ変わる表情が、喜怒哀楽…複雑な感情でとても切ない。
ウェルテルの単純さと、、、単純さとあとなんだろ笑
でも、こういう人はいてっていうのが的確で。ちょっとムカついた笑
直樹の母もね、最初はなんかちょっと嫌味に見えたんだけど、壊れていく様子が、またすんごいのよ。
この人の視点から見れば、嫌味に見えたコトも、母だから、母として。みたいな愛情で。
犯人の子も、それぞれの愛情と、理由とがあって。でも、“中学生”で。周りの大人が全部悪いの?っていったら、そうでもなくて。
中学生っていうモノの性質が全てな気がする。ほんとに、一歩でとことん堕ちられる。
もうね、役者さんたち、みんなほんっとにすごかった。107分一瞬も目が離せなくて、魅入っちゃって。
“なーんてね。”ずっと耳に残りそう。
また観たい、大好きな生々しさ。