このレビューはネタバレを含みます
衝撃作品ということで視聴
出てくる人物みな狂気
担任の淡々と復讐をする感じも狂気じみている
まず生徒達がヤバすぎる
1ヶ月後教師を辞めるという発言に喜ぶ。
すぐに人をいじめる
あれが現場でのリアルなのだろうか?
だとしたらおぞましい。
教師に救いが無さすぎる
他の登場人物もみんなどこかおかしい。
母親は子供のことしか見えておらず、自分の子供可哀想などと言い続ける
ウェルテルは自分で物事を考えられないバカ
Aは命に対する価値観がおかしい
Bは幼すぎる
女の子も殺人経験者
もう1人の自分などと自分に酔っている中学生
そして実際にこれが起こったとしても、少年法で守られる世の中。
担任にひたすら同情した
正直生徒達が追い詰められていくシーンはスカッとした
あと話が進むにつれて行動の意味がわかるのが面白い
だからあの時こういう行動をしたのか!と分かるのが良い
ファミレスのシーン、Aの弱みが知れて大笑いするが、子供から貰った飴玉を見て泣き出してしまう
ここで葛藤があっただろう
たしか、くだらない、って言ってたかな?
この飴玉、子供からの優しさに触れて、最後Aを更生させようとしたんじゃないかと思ってる
最後の解釈は人によって違いそう
最後の、ここからあなたの更生が始まるのよ、って言うセリフ、泣きながら言っていた
まず浮かんだ解釈として、Aの母は爆弾で死んでおらず、自分の復讐の気持ちを押し殺して生徒の更生を考えたのではないか、と感じた
復讐100%だったら純粋に笑って終わりでいいはずだ
俺だったら自分の娘を殺した人物が苦しんでたら全力で笑う。
だからこそ彼女は実際には行動せず、旦那の意見を尊重した。その悔しさの涙なのではないか。
単純に爆発させていた、という考え方も出来るが。
でもこれ最後に なーんてね。って言ったな。
更生していくのです→なーんてね
直前の言葉を打ち消しているように思える
Aの立ち位置で見てみると、通話でしか聞いていないので真実か分からない。そこに更生していく、なんて教師っぽいことを言われたら「もしかして僕を更生させるためにこんな芝居を…?」と一縷の望みをチラつかせたところで、更に絶望にたたき落としているようにも感じる
こういうどっちにもとれる解釈いいなぁ
全体通して衝撃度が高く、また考えさせる内容で満足度がたかかった。
中学生の命に対する価値観、中学生の知能、少年法の意味などなど
全員の立ち位置がわかった上でもう一度見てみると、より担任の心情の変化が分かりそう